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審美歯科を正しく理解されていない背景には、 |
これまで治療内容が詳しく説明されていない |
からではないか?・・・・と考えていました。 |
承諾していただく「審美歯科モニター」を募集しました。 |
当院では審美歯科を希望される方で、その治療中の模様を |
撮影し、これをホームページで紹介するのを応募者の中から |
H.Sさんを選考したのは、歯周病や虫歯などの治療前の |
障害もなく、標準的な治療例として好ましかったからです。 |
審美歯科を希望される方には、先ずカウンセリングを受けていただき、 |
患者さんの希望を伺い、それらが可能か?を調べて診療計画が練られます。 |
H.Sさんの場合は、選考オーディション?がカウンセリングになってしまいました。 |
さて、H.Sさんのお口の中の情報は、、口角釣(リトラクター)を装着して、 |
歯科用デジタルカメラで撮影します。 |
左下の画像が歯科用デジタルカメラで撮影した精密写真です。 |
これを元にして歯科技工士は「仮歯」や |
「最終補綴物」の「色」などをが調整します。 |
中央の画像が印象採得で収集されたトレーから製作された「模型」です。 |
≪注≫上顎・下顎が1セットです |
右下の画像が、出来上がった「仮歯」の写真で、半透明色で材質はプラスチックです。 |
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歯科技工士は、模型を削って「創造力」で隣接する歯との |
違和感のない歯をデザインするデザイナーでもあるのです。 |
「仮歯」の名称から代物?のようにも受けとられ易いのですが、 |
役割は非常に重要で、プロビジョナル・ストレーションとも呼ばれます。 |
患者さんに出来上がった「仮歯」を装着していただき、 |
意見や感想を聞いて修正が加えられて行きます。 |
この作業は、問題がなくなるまで続けられて、 |
やがて「仮歯の最終形」が出来上がります。 |
このように全ての問題の解決した「仮歯」を装着した状態で、 |
再び、印象採得が行われます。 |
この採得で得られたものは、本番の最終補綴物(メタルボンドや |
オールセラミックなど)を製作するベースになります。 |
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最終補綴物を作ったトレー
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仮着された技工物
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さらにオフィスホワイトニングをしました
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印象採得されたトレーから、最終補綴物が製作されますが、 |
出来上がった技工物の内側は空洞です。 |
固定するために接着剤が使われて、 |
患者さんの奥地に「仮着(かちゃく)」されます。 |
審美歯科の技術は素晴らしく、機能だけでなく |
隣接する歯との違和感もなく「自然な歯並び」に仕上がりました。 |
自然歯では、「ビーバー歯」だったのが、 |
見事に、美しい歯並びに変身しましたネ。 |
「仮着」での実用化テストも無事に終了して、 |
いよいよ「本着」の処理をして完了です。 |
H.Sさん「接客時にお客様の視線が口元に集中するので・・・・」と |
云われてましたが、これらが解消されたので本着後の記念撮影では、 |
生き生きとした表情で、笑みがこぼれていました・・・・・、 |
拘わったスタッフも嬉しくなります。 |
いかがですか?・・・、審美歯科の「治療の流れ」をご理解いただけたでしょうか・・・・・・。 |
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